2022年9月27日に放送されたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」に対し、視聴者から「神回」の声が上がっている。
この日の放送では、主人公・青柳暢子(黒島結菜さん=25)の母・比嘉優子(仲間由紀恵さん=42)の姉で、沖縄戦で死亡した時恵を看取ったという大里五郎(草刈正雄さん=70)が優子を訪ね、その最期の様子を語った。
「食べ物をもらっておきながら...」
優子は自宅の大広間で大里と対面。暢子らが見守る中、大里の娘は時恵が使っていたというジーファー(かんざし)を優子の目の前に差し出した。大里は時恵と遭遇した状況として、沖縄戦のさなか、とある小屋に駆け込んだ際に出会ったと説明。時恵は機銃掃射で負傷しており、遭遇時点で長くはない状況だったという。
時恵は大里に対し、「自分はもう、食べられないから」との理由で小さな握り飯を譲った一方で、亡くなる直前には水を欲しがったという。大里は少しばかりの用意はあったにもかかわらず、「水はない」と噓をついてしまったという。その理由は、
「自分たちの明日からのことを考えると......食べ物をもらっておきながら、嘘をついて......水をあげなかった」
というものだった。「本当に申し訳ありませんでした」と涙を流す大里を、優子は「最期を看取ってくださり、ありがとうございます」と励ました。
このシーンに対しては、
「今日の回は、ちむどんどんの神回かもしれない」
「草刈正雄さんと仲間由紀恵さんのおかげで神回になってよかった」
「朝観て、昼も観てしまった 自分的に神回だった」
といった絶賛の声がツイッターに上がった。
このシーンの直後には、暢子の妹・歌子(上白石萌歌さん=22)が三線を奏でながら披露する歌に合わせて優子が沖縄舞踊を披露する姿が描かれ、ツイッターでは
「優子さん沖縄舞踊、歌子の民謡とても良かった」
「優子さんの沖縄舞踊と歌子の歌唱を堪能したよ。はぁ...いいものを見た...」
「仲間由紀恵さんの沖縄舞踊が祈りのようで泣ける」
といった声が上がっている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)
優子は姉・時恵に教わった琉球舞踊を、歌子の唄三線に合わせて披露しました。#ちむどんどん#黒島結菜 #仲間由紀恵#上白石萌歌 #原田美枝子 #草刈正雄 #草刈麻有 pic.twitter.com/emuQ4e5gUQ
— 連続テレビ小説「ちむどんどん」 (@asadora_nhk) September 26, 2022