歌詞は詳細なヒアリングシートをもとに作成
保存会が手掛けるオリジナル音頭は、各種ふるさと納税サイトで注文することができる。
申し込みから1週間程度で保存会からヒアリングシートが届く。シートには名前、生年月日、歌ってほしいテーマ、年表とエピソードを記入する欄が設けられている。エピソードは、起承転結に分けて各400字ほど書き込むことができる。
保存会はこのシートをもとに歌詞を作成する。場合によっては面談を実施し、さらに詳細を尋ねることもあるという。シートを提出後、最大6か月で5分から10分ほどのオリジナル交野節を収録したCDと歌詞カードが贈呈される。
岡田さんの返礼品「旅のラジオ物語」の作詞を手掛けた十河さんは、この依頼を次のように振り返る。
「ラジオを聞いたら面白くって。豊富な資料があったために、当初は30分くらいの音頭ができました。今回一番苦労したのは、歌詞を削っていく作業。メンバー全員に見てもらって5時間くらい話し合いました(笑)
今回は一発目と言うことで我々もかなり張り切ってしまいましたが、今後もヒアリングシートや通話などを通して依頼してくださった方の期待に応えるものを作っていきたいです」
なぜ「ふるさと納税」としてオリジナル音頭を提供したのか。