念願叶って社長「ニコニコ」
一方、来店は偶然ではなかったと明かす。小さい頃から大のプロレスファンだという同店の社長が、ハンセンさんのプロモーターに「もし、叶うんだったらぜひうちの店でご飯を食べて欲しい」と来日前に話していたのだという。
同店は全日本プロレスのオフィシャルパートナーを務めており、11月にはプロレス大会「2022世界最強タッグ決定リーグ戦 〜ステーキハウス寿楽 presents〜」の開催も予定している。
店長によると、21日の朝にはアクシデントが生じていた。来店の連絡は受けていたものの、ハンセンさん側が新幹線に乗り遅れてしまったのだ。新幹線は1時間に1本しかなく、当初の予定では本店と支店の2店舗へ訪れるはずが一方だけとなった。
ただ店長は「乗り遅れたから行かないってこともあったかも知れないのに、来てくれて良かったなと思います」と明るく受け止めている。
社長の反応については「ニコニコですよ。長年の夢が叶ったというか」と振り返る。駅までハンセンさんを迎えに行ったという。
ハンセンさんは来日時に都市部をめぐるばかりのようで、自然の多い道中を「田んぼを見て『あれはお米ですか?』と言ったり、ちょっとした森を見ても『トトロが出てきそう』だとか」と楽しんでいたという。
店長は「住んでる人はそんなこと全然思わないんだけど」と笑いをこぼしつつ、「景色も良くてステーキも美味しくて...、とおっしゃってました」と喜ぶ。