赤ちゃん連れ去り阻止したのは、ボクシングミドル級王者の妻だった 緊迫の一部始終を自ら報告、夫は「誰も真似しないで」

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夫「周りに協力を仰ぎ、大勢で対処できる方向で動いて」

   麻裕さんは、護身術のサイトも紹介しており、「夫から言われてなかったら護身術なんて考えてないので、皆さんも今回を機に護身術を絶対心に入れておいて下さい」と訴えた。ただ、護身術を使うのは危険もあるとして、「行動する事が正義でも行動する事が正しい事ではありません。みんなきちんとまずは自分を守る事が大切で、それで何かできるか?だと思います」とも付け加えた。

   夫の司登さんも9月22日、麻裕さんの投稿をツイッターで引用し、「一児の父として被害に遭われた方はもちろん助けられた事は本当に良かったと思います。妻の取った行動は誇りにおもいます」としたうえで、次のように複雑な思いを打ち明けた。

「正直無事助けられた事は結果論に過ぎなく護身術として伝えていた事を護身の為に使うのではなく、まさか人を助ける事に使うなんて思いもしなかったです。誰も真似しないでください」
「この事件直後に電話をもらいましたが、ものすごく震えた声で話すので何か娘や妻にあったのではないかと強く不安になりながら話を聞きました。あの時のあの現状は、しかたなかったし命には変えられないと言われました。本当にそうだと思いますが夫である私からすると妻と娘の命が1番です」

   容疑者の男が武器を持っていたり武術経験者だったりする可能性があるとして、「次から周りに協力を仰ぎ助けを呼ぶなどをし、大勢で対処できる方向で動いて欲しいなと強く思います」との思いも吐露した。そして、「妻はものすごく怖い思いをしたので、皆さんに知っていただき気をつけていただきたいという思いだけで書いているので、リスクはあるのですが、妻の気持ちが強くTwitterしたそうで、きちんと伝わると嬉しいです」と結んでいる。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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