CSに向け巨人は「中日3連戦が肝」球界OB持論 相手先発次第で「相当な苦しみ味わう」

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「ホームランでしか点が取れてない」

「これを持ってこられたらホームランはなかなか出ないぞ。(巨人が)ゲーム数を残しているから(CS争いが)有利だっていう事は言えないと思う。ここがジャイアンツの肝だと思ってる。今はバッティングの状態はいいよ。しかしホームランでしか点が取れてない。繋いで取っている点ではないんだよね。ここでは繋ぎを考えなくてはいけない。そうなってくると苦しいんじゃないかと思うよ」

   さらに「バンテリンドームだから広い球場だけに外野手の守備力が問われる。そうしたらウォーカー、ポランコをどちらかを外さなきゃいけないだろうという」と続けた。

   高木氏は中日3連戦のキーマンに中田翔(33)を挙げた。中田は8月中旬から岡本和真(26)に代わって4番に入り打線の主軸を担っている。17日からの連戦では計5試合で1本塁打、4打点をマークし存在感を示している。

   高木氏は中田の本塁打に期待を寄せつつも「バンテリンで投げる大野はなかなか打てない。小笠原もそう。高橋宏斗もそう。3枚が揃ったら相当な苦しみを味わうと思う。負けるとは言わないけど相当な苦しみがあるよね、お互いに」との見解を示した。

   22日は2位DeNAと対戦を予定しており、巨人はメルセデス(28)、DeNAは石田健大(29)が先発のマウンドに上がる。

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