SKE48を2022年春に卒業した大場美奈さん(30)が9月18日、初のフォトエッセー「器用じゃないけど。」の出版記念イベントを都内の書店で開いた。
撮影は6月に栃木・那須で2日間にわたって行い、エッセー部分は約1か月かけて執筆した。ブログよりも長い文章をまとめて書くのは初めての経験で、その苦労も明かした。9月24日には、所属していたSKE48の須田亜香里さん(30)と古畑奈和さん(26)が、それぞれ卒業コンサートを開く。一足先に卒業した「先輩」として、「もうとにかく『アミノ酸をたくさんとりなさい』」とアドバイスしていた。
執筆のためにiPad購入、作業のために博多まで新幹線で「弾丸旅行」
大場さんは09年にAKB48に9期生として入り、13年からSKE48と兼任。14年に完全移籍した。書籍には13年にわたるアイドル生活への思いを詰め込んだ。大場さんは
「(13年という期間は)誰かの青春時代に、結構当てはまっていると思うので、なつかしむ気持ちで読んでもらえたら」
「1回でも通り過ぎた方、立ち寄ってくれた方たちに読んでほしい。自ら届けにいきたいぐらい、読んでほしい」
などとアピールした。
エッセー部分は、1600字以上がレイアウトされたページを約70ページにわたって収めた。執筆のためにiPadを購入したり、作業のためだけに東京と博多を新幹線で往復したりと試行錯誤を重ねた。新幹線だと台本の読み込みがはかどるためだが、福岡行きの「弾丸旅行」は「まさかの酔いまくり」で、執筆には向かなかったそうだ。