「ちむどんどん」放蕩息子・賢秀は更生したまま最終回迎えるのか? 識者が考える残り2週間の展開

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   2022年9月14日に放送されたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の第113回に対し、視聴者から、主人公・青柳暢子(黒島結菜さん=25)の兄・比嘉賢秀(竜星涼さん=29)が「更生した」と喜ぶ声が上がった。

  • 賢秀を演じる竜星涼さん(写真:アフロ)
    賢秀を演じる竜星涼さん(写真:アフロ)
  • 賢秀を演じる竜星涼さん(写真:アフロ)

「いつの間にかニーニーを更生させてくれた奇跡の人になってる清恵」

   この日の放送では、賢秀(ニーニー)が自らの過去を顧みるシーンがあった。番組冒頭、賢秀は自身が勤務する養豚場から家出した、養豚場の娘で同僚の猪野清恵(佐津川愛美さん=34)を、新たな勤務先であるスナックの前で発見。養豚場に戻るよう説得したが、その際「私は嘘つきで、最低なんだよ!」と叫びつつ戻ることを拒否する清恵に対し、

「俺だって負けてない。万引きして、ケンカして、家族に迷惑かけて、怪しい話に乗って、すぐ騙されて、みんなに嘘ついて。だけど、お前が教えてくれた。人間はやり直せる。何度でもやり直せるわけ。俺は、お前とやり直したいわけよ!」

と、自らを引き合いに出して、人間はいつでも再起できると力説しつつ清恵に愛を伝えた。

   このシーンに対しては、

「今日のちむどんどんは良かったやん! 賢秀がやっと立派になったなー!」
「いつの間にかニーニーを更生させてくれた奇跡の人になってる清恵」
「ニーニーもこれでやっと落ち着くね」
「ニーニーやっと家族に恩返しできたな」

という声がツイッターに上がる事態に。というのも、作中での賢秀はこれまでに、幼少期の回想シーンでの万引きに始まり、路上にたむろしていた若者とのケンカ、親戚から借りた金を怪しい投資話に注ぎ込んで全額を持ち去られる詐欺被害、効能が不明な健康食品の販売、さらにはねずみ講に手を染めるといった放蕩三昧を繰り返してきたからだ。

   しかし、9月14日の放送で賢秀は、それらを全て反省したようにも思える言い回しで人間の再起はいつでも可能だと説いた。9月30日の最終回まで残りわずかであるという状況を考えれば、これまでの散々ぶりから賢秀が更生して最終回を迎える可能性もある。一方で、「やっとニーニー落ち着くのか。次また騒動おこしたら本当に呆れるわ」と、賢秀がやはり放蕩三昧の生活に戻ってしまうことを心配する声も上がっている。

   J-CASTニュース編集部は書籍「ネットと朝ドラ」(blueprint)を上梓したライターの木俣冬氏に、賢秀が晴れて真人間となって最終回を迎えるのか、はたまたそうではない終わり方をするのか予想を依頼した。

姉妹サイト