666円で発売するため社長に直談判
河出書房新社の担当者は続くツイートで、「オーメン」を666円で発売するために同作の書籍担当者が当時の社長に直談判したと明かしている。偶然にもその社長の誕生日は6月6日だったそうだ。また奥付を6月6日にするという案もあったそうだが、発行日の関係上難しかったという。
当時は税別表記が可能だったため、書籍には「本体666円」と記されている。2022年現在に発行するならば、税込み価格の併記も必要だそうだ。ツイッター担当者は取材に対し、「価格は適正価格である必要があり、そこは気をつけましたが、幸いその点は大丈夫でした」と振り返った。
河出書房新社が「オーメン」を意図的に666円で発売したとするツイートは、13日現在までに3000件を超えるリツイート、7000件を超える「いいね」が寄せられる大きな反響を呼んだ。
こうした反響を受けて担当者は「ツイートしたあとに在庫切れだったことに気が付きました。ご注文が殺到すれば、重版ができるかもしれませんが...!」と悔しさをにじませた。
もしかして:わざと#河出文庫オーメンの本体価格666円 https://t.co/YWlTXObdAE
— 河出書房新社 (@Kawade_shobo) September 11, 2022