「ある程度分野を集約したりという形で、ネクストの大臣を表現することはある」
外相と防衛相が兼務になっている問題を記者会見で問われた泉氏は、「防衛大臣と外務大臣兼務ができるのかというのは、実際の内閣では相当大変だと思う」とした上で、稲田朋美防衛相(当時)が17年に南スーダン派遣PKO部隊の日報非開示問題で引責辞任し、岸田文雄外相(同)が1週間にわたって防衛相を兼務した経緯に言及した。テクニカルには兼務は可能だとの考えを示した形だが、「実際には、政権与党になったときに、それを常態化させるというのは、あまり考えられないと思う」とも。今後「閣僚」の人数を増やしたり、新しい分野を切り出して「閣僚」ポストを設けたりする可能性もあるとした。
立憲は自民に比べて人数が少ないとして、
「ある程度分野を集約したりという形で、ネクストの大臣を表現することはあるので、今回はこういう形でスタートしたということだ」
などと話した。
この日の会見冒頭、米山氏が立憲に入党する意向を示しているとして、泉氏は
「私も今日、この後会う予定にしている。ともに戦ってくれる仲間に加わると認識しており、とても素晴らしいこと」
と歓迎した。「閣僚」の具体的な修正人事案については
「今何か、具体的に想定しているものがあるわけではない」
という泉氏だが、党内での米山氏の処遇も焦点になりそうだ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)