阪神監督は「できたらやりたくない」 鳥谷敬氏が即拒否...次期適任は「元助っ人外国人」

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   プロ野球阪神、ロッテで活躍した鳥谷敬氏(41)が2022年9月14日放送の「東野&吉田のほっとけない人」(MBSテレビ)にゲスト出演し、現役時代を振り返りながら阪神の次期監督について私見を述べた。

  • 鳥谷敬氏(写真:アフロスポーツ)
    鳥谷敬氏(写真:アフロスポーツ)
  • 鳥谷敬氏(写真:アフロスポーツ)

鳥谷氏が候補に挙げた元助っ人は?

   鳥谷氏は03年のドラフト会議で自由獲得枠を通じて阪神に入団。04年シーズンから16年間阪神でプレーし、17年に日本野球機構(NPB)史上50人目となる2000本安打を達成した。20年にロッテに移籍し21年に現役を引退した。

   番組は阪神にまつわる題目に鳥谷氏が答えていく形で進められ、話題が次期監督に移ると鳥谷氏が現状を踏まえて数人の候補者を挙げた。矢野燿大監督(53)がキャンプ直前に今季限りでの退任を表明し、次期監督に大きな注目が集まっている。

   「次期監督は誰が適任?」との問いに対して鳥谷氏は「外国人(マートンやアリアス シーツなど)」と書かれたフリップボードを披露。マット・マートン(40)、ジョージ・アリアス(50)、アンディ・シーツ(50)はいずれも阪神に在籍した選手で、マートンは6年間プレーし来日1年目の10年には214本の安打を記録した。

   鳥谷氏は元助っ人外国人を適任者とした理由について「(阪神のことを)分かってない人がいいんじゃないかなと思った」と切り出し持論を展開した。

「歴代の監督の野次の言われようを見たら」

「(現役時代)活躍して貢献した外国人選手に(監督を)やってもらって球団として『どういうチームを作っていくか』というのをその間にしっかり考えて次の監督が優勝するという形を作っていく。次の監督にどう繋いでいくか。監督というよりも阪神が強くなるために繋いでいくということが出来る。今は単発、単発になってしまっている」

   また、将来的に「監督をやりたい」という思いはあるかと問われると、「できたらやりたくないです」と即答し、その理由を説明した。

「阪神の場合は、監督になる時は本当に素晴らしいくらいにみんな歓迎してくれるんですけど辞める時、素晴らしいくらいに叩かれて辞める。それをたくさん見てきているのでちょっとこれは厳しいなみたいな」

   さらに「甲子園もそうなんですけども終わったら裏から帰るんですけど神宮球場だけファンの前を歩いて帰らなきゃならない。あそこを歩いている時の歴代の監督の野次の言われようを見たらこれはちょっと」とし、「あんなにみんな歓迎してたのにいつからこうなったんだろうと思って」と語った。

   鳥谷氏は現役引退後の22年3月に社会人野球パナソニック野球部のコーチに就任。野球評論家を務める傍ら指導者として野球に関わっている。

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