プロ野球ヤクルトで活躍した上田剛史氏(33)が2022年9月13日にユーチューブチャンネルを更新。12日に横浜スタジアムで行われたヤクルト対DeNA戦を振り返り、独自の視点で見解を述べた。
「7対1という点差でデッドボールを当てられた」
7回までにDeNAが7-1でリードする展開の中、8回表にヤクルト村上宗隆(22)がDeNAエスコバー投手(30)から右太ももに死球を受けた。大事には至らなかったが、その裏の守備には就かず途中交代した。
そして8回裏DeNAの攻撃時に両軍がヒートアップする場面があった。1死1塁の場面でヤクルト久保拓眞投手(26)がDeNA佐野恵太(27)に投じたシュートが内角に大きく抜けて佐野が思い切り体を反らした。直後に両軍ベンチから罵声が飛び交い、不穏な空気に包まれた。
上田氏は村上が受けた死球について「当然エスコバーも前回村上にホームランを打たれてるし、インコースを攻められるというのは強打者の宿命。体に近い所を攻めていかないといいバッターは抑えられない」と解説し、両軍ベンチの感情を推測した。
「7対1という点差でデッドボールを当てられた。ヤクルトとしても村上だからね。今一番離脱されたら困る選手が当てられたという事に怒りがあるし7対1という点差で『そんなに厳しく行くところでもないだろ』という怒りもあると思う。一方DeNAからしたらこの後のクライマックスシリーズとか。もちろん今優勝争いをしてますけどクライマックスシリーズもあるから村上選手に気持ちよく打たれるわけにもいかないということもある」