「三浦監督はクリーンな人間」
さらに「村上はヤクルトの宝だしプロ野球界の宝になってきている。優勝を目前にして戦ってる時に戦列を離れるようなケガはさせたくないし、してほしくない。相手も3冠王を狙っているバッターに対してそんなことはしないと思うよ。厳しいと思うよ、攻めは。だけどわざとは今の時代当てないよ」と続けた。
また、佐野への内角攻めに両軍ベンチから罵声が飛び交ったことに関しては「コーチが冷静さを失ったら終わりだよ」と苦言を呈し、「やってる選手には(球の)当て合いになったらたまったもんじゃないから」「ヤクルトもそんなことをしないって。当てないって」などと語った。
高木氏は親交のあるDeNA三浦大輔監督(48)の性格についても言及。「三浦監督は『行け』とかいうようなタイプじゃないし、クリーンな人間。『正々堂々と行きなさいよ』と。それで打たれる分にはいいと」と力説した。
一方のヤクルト高津臣吾監督(53)に関しては「高津監督だってやられたんだからやり返してこいなんて。そういう気持ちは植え付けるかもしれないけど、当てろとは絶対に言わないから」と主張した。