ヤマハミュージックジャパン(東京都港区)は、フルートやトランペットを含む管弦打楽器の一部を2022年10月1日に値上げすると発表した。
「原材料及び物流費の高騰、それらに起因するコスト上昇」
同社は2022年9月7日、ヤマハ管弦打楽器製品の一部価格改定を公式サイト上で発表した。「原材料及び物流費の高騰、それらに起因するコスト上昇」を考慮した上で、一部製品の希望小売価格を10月1日から改定するとした。
値上げする対象は、フルートやクラリネット、トランペットを含む管楽器や、サイレントチェロを含む弦楽器、マリンバやマーチングドラムを含む打楽器だ。対象は500製品以上に及ぶ。
値上げ幅は製品によって異なるが、フルートの場合は1〜10万円、クラリネットは2〜3万円、トランペットは1〜4万円の値上げが行われる。
この発表は、「YAMAHA大幅値上がり!」などと書かれた楽器店のチラシがツイッターで紹介されたことで注目を集めた。投稿に対しては、「物価急激に上がってるな」「値上げの波がここまで...」といった感想が寄せられている。