エリザベス女王を運んだ「ガラス張り霊柩車」が話題 一体どんな車?海外メディア報じたその正体

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夫はランドローバー、母親はジャガー

   ビンツ社は1936年に設立され、元々は葬儀用馬車や救急車両を製作していたが、50年代にメルセデス・ベンツとの関係が深まった。今では、メルセデス・ベンツの車をベースにしたリムジン、救急車、葬儀用車両のメーカーとして知られている。

   今後、ひつぎはエディンバラからロンドンまで飛行機で運ばれ、霊きゅう車に載せ替えられてバッキンガム宮殿に向かう。ロンドンでも同じ霊きゅう車が使用されるかは現時点では明らかではない。

   エリザベス女王の夫、エディンバラ公フィリップ殿下が21年に死去した際は、英自動車大手ジャガー・ランドローバーの「ディフェンダー」を改造した特注車が使用された。殿下自身がデザインや改造に関わったことも話題になった。エリザベス女王の母親、エリザベス王太后が02年に死去した際の霊きゅう車は、ジャガーを英ウィルコックス・リムジン社が改造したものだった。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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