追加公表の可能性も
一方、自民党の調査をめぐっては、野党から実態解明にはほど遠いとの批判も出ている。7日の国対ヒアリングでジャーナリストの鈴木エイト氏は「『8項目以上のことは書くなよ』という内容になっている。最初から足かせがつけられていてあれ以上のことは出てこない。点検、調査、アンケートという意味では無意味」と指摘した。
木原誠二官房副長官は13日、外部からの指摘で2016年に旧統一教会の関連団体主催のパネルディスカッションに出席していたと判明し、党に追加で報告したとコメントした。
梶山弘志幹事長代行は同日の記者会見で、「旧統一教会との接点について、本人や事務所に記録や記憶がなく、党からの確認依頼の段階で十分に確認ができなかったというケースは起こりうる」と話し、追加公表の可能性について「どの程度のものか見ながら方向性を出したい」とした。