元プロ野球・巨人の笠原将生氏が2022年9月12日、YouTubeに公開した動画で、文春オンラインが報じた巨人・坂本勇人選手の中絶トラブルについて、再び持論を展開した。
笠原氏は11日の動画でも、今回の報道に言及。「女が悪い」などと坂本選手を擁護する発言を連発し、ネット上で物議を醸していた。
「この動画、坂本さんは絶対見てくれるんで」
坂本選手をめぐっては、文春オンラインが10日付で公開した記事で、元交際女性との間で起こった中絶トラブルを、女性の親友の証言をもとに報じた。坂本選手と女性は飲み会で知り合いデートをする仲になるも、交際には至らず。後に「彼女ができた」と告げられた後も、未練があった女性は坂本選手に呼ばれると会いに行っていたという。
記事によると、女性は避妊なしでの性交渉に応じるようになり、複数回アフターピルを使うなどしていたが、後に妊娠が発覚。坂本選手に妊娠を告げたところ、中絶を望むような言葉をかけられてショックを受け、自殺未遂を起こしたという。
読売ジャイアンツは文春の取材に、女性には坂本選手からお詫びし、互いの代理人弁護士を通じて示談したと回答。示談後に女性から複数回連絡があり、弁護士間で再度協議して本人同士が直接やり取りしないよう申し合わせたとも答えている。
笠原氏は11日に公開した動画で坂本選手を擁護。「(嫌ならば)行かんときゃいいじゃん。1回2回の話じゃないじゃないですか」など、坂本選手と会う選択をした女性側の責任を追及するなどしていた。
翌12日、笠原氏は「勇人さんに伝えたいことがあります」と題した動画を公開。「この動画は、坂本さんに対して......坂本さんは絶対見てくれるんで」と坂本選手に伝えたいことがあると切り出した。
「今回の件はですね、男誰しもが一度は女性に言ったことがある言葉だと思います。内容とかもね、男ってそういう生き物じゃないですか。俺も正直、恥ずかしい話、言ったことがあります」
「全く落ち込まなくていいっす」
笠原氏は、「女性に対してああやってね......なんだろうな、普通(のこと)っす。(坂本選手が)落ち込んでいる写真とか動画とか見ましたけれども、全く落ち込まなくていいっす。もっとね、落ち込まないといけない人間はいっぱいいるんで。僕とか。悪いことして野球界を追放になった人間もいるんで、僕とか」と自虐を交えてフォローした。
続けて、「時間が経てば必ず解決しますし、まあこれはね、一生言われるかもしれないっすけど、そんなん言わしておけばいいんすよ。大丈夫っす、勇人さん。変わらず派手に遊んでほしいっす」とのエールを送った。
笠原氏はツイッターなどで自身を叩くコメントが相次いでいることに触れるも、「でも、女が悪いです。女が、悪い!」と再度強調した。
「録音してるんですよね。もう世に出す前提で録音してる。まずね、その子供をどうするかって言う会話の中で、録音してるって言うところがもうムカつく。世間に晒しますよ前提(ではないか)」
との持論を展開した。そのうえで、「僕が勇人さんの代わりに世間からツイッターで叩かれておきます!」とした。
またも坂本選手を強い言葉で擁護した笠原氏には、賛否の声が相次いで寄せられている。
「炎上商法ならまだしも、本気でこれ思ってたら道徳倫理学び直した方がいい」
「人の命を何だと思ってるのか。紳士に対応してれば録音されるようなこともなかったと思いますけど」
「こういうの聞くと女性をなんだと思ってるんだろうって思う」