「代表は選手のパフォーマンスを取り戻す場所ではない」
また、リーグ戦でコンスタントに出場機会に恵まれない状況を踏まえ、11月に控えるワールドカップ(W杯)カタール大会で南野が良いパフォーマンスを見せるにはASモナコよりも出場機会があるチームを探していかないと厳しいと指摘した。
日本代表はW杯カタール大会に向けて9月23日にドイツ・デュッセルドルフで米国代表と親善試合を行う。スタッフから「森保監督は(南野を)どう起用すると考えられますか?」との質問に対して、闘莉王氏は「森保監督はまだ信じるんだろうけど。これが難しいところでもある」と前置きして持論を展開した。
「『(南野が)何かのきっかけで良くなる。何かのきっかけでまた活躍してくれる』と、このわずかな期待にかけて森保監督は使ってしまうと思う。これは方向性を考えれば悪い方向に転がるかもしれない。なぜかというとチームとして成り立たないことなんですよ。代表というものが本当に調子の良い選手をどんどん使っていかないといけない場所でもある。正直なところ代表で選手の調子を取り戻そうとなると他の選手のパフォーマンスも出遅れる」
そして自身が監督ならば、現状を考慮して南野の起用は「しない。これは断言する」とし、その理由について言及した。
「代表は選手のパフォーマンスを取り戻す場所ではない。そんな時間もないし、集まる時間も少ない。ハードな練習を出来るわけではない。自分のパフォーマンスを取り戻すのには自分のチームでやってほしい」とし、「調子が悪かったら外す。調子の良い選手を使う。白黒はっきりするやり方でやっていかないと日本にとってもプラスにはならない」と私見を述べた。
⚽️???? Les images du premier entrainement de @takumina0116 avec ses nouveaux coéquipiers.
— AS Monaco ???????? (@AS_Monaco) July 9, 2022
???? "Je ressens beaucoup d'énergie et de passion dans ce groupe." #WelcomeTakumi pic.twitter.com/AItLdNa0yu