「子供を大人扱いするから子供がつけあがんねん」
菅さんは家庭教師をしていた経験をもとに「僕的には、あんまり優しさで言っている感覚ではないねん」と前置きをしつつ、子供を「子供扱い」することの重要性を説明した。
「子供は子供扱いする。大人は大人扱いする。子供を大人扱いするから子供がつけあがんねん。だから、子供に対して大人がそういう口調をしたらあかん。子供からしたらナメよんねん。『あ、本気でぶつかってきよるな』と。本気でぶつかるって言うのを勘違いするっていうか。同じ土俵やなってなったら、『大人ってこんなもんなんや』って思うのが子供」
宇治原さんも「今、菅さんが後半に言ったこと。僕は全く同じです」と、子供を「子供扱い」することが必要だとした。
菅さんは「子供を大事にするっていうのと、子供扱いするっていうのと、大人扱いするっていうのを分けなあかんのに、ごちゃごちゃになっていて」と、子供に対する扱い方がバラバラであることにも問題があるとした。
「中学生でも大人っぽいな~って子はおる。でも大人扱いしていいの? あかんやん、子供やん、普通の。(周囲の大人が)迎合しよるから、つけあがりよんねんて」
宇治原さんも「わかるわかる」と同意しつつ、「子供扱い」という言葉は悪い意味で使われがちだが、「子供というのは、子供扱いしないといけない。敬意を持って子供扱いしなければ」とした。