阪神・西勇輝は「巨人が取りに行く」 球界OBがFA戦線を大胆予想「天敵だから取るしかない」

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チーム防御率、失点ともにリーグワースト

   一方で阪神の矢野燿大監督(53)が今季限りで退団を表明していることから、来季の監督次第でFAにおける西の動向に変化が出る可能性も示唆した。

   高木氏は「阪神は監督が代わるじゃない。だからそういう意味ではどういう待遇になるか分からないし、待遇によっては残る可能性もある」とし、「残留も視野に入れて手を挙げて色んな他チームの金額を聞くと。そこで阪神が折り合うかどうかだよね」との見解を示した。

   今季、西は巨人戦に3試合登板し全24イニング無失点と「巨人キラーぶり」を発揮。9月2日に甲子園球場で行われた巨人戦では勝ち星こそ付かなかったものの7回6安打5奪三振と好投した。9月11日時点で22試合に先発し9勝8敗、防御率2.09を記録し、エースとしてチームをけん引している。

   巨人は9月11日時点でチーム防御率(3.77)、失点(551点)いずれもリーグワーストで投手陣の立て直しが急務。昨オフはFA戦線に参戦しなかったが、これまで積極的にFAで選手を獲得してきただけに巨人の動向にも注目が集まる。

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