江藤愛アナウンサー(36)が2022年9月9日放送の朝のニュース番組「THE TIME,」(TBS系)で、一部週刊誌報道をきっかけに降板した俳優・香川照之さんの後任にあたるメイン司会として初陣を飾った。
「江藤アナメインというよりも江藤、杉山、宇賀神3人のアナによる共同進行だった」
同番組では香川さんが出演するはずだった2日の放送に安住紳一郎アナウンサーが出演。「香川照之さんは今日から番組の出演を取りやめます」と説明したあと、「今日はわたくしが、そして、来週からは江藤、杉山、宇賀神、3人のアナウンサーが担当します。どうぞ、ご了承ください」と説明していた。
その言葉通り、9日の放送は江藤アナをメインとしながらも、5時20分の放送開始の際に画面に登場したのは杉山真也アナウンサー(38)だったほか、番組中に宇賀神メグアナウンサー(26)も登場。5時50分に登場した江藤アナは「おはようございます。時刻は5時50分です。6時までの10分間に知っておきたいニュース、今日はこちら5項目です」と朝のヘッドラインを紹介し、「3人体制」で番組を進行していた。
これらの様子に対しては視聴者からツイッターで、
「江藤アナ杉山アナ宇賀神アナ体制なんかいいよなー」
「江藤アナメインというよりも江藤、杉山、宇賀神3人のアナによる共同進行だった」
「お疲れさまでした 江藤さん!杉山さん!宇賀神さん!THETlME!見てましたよー! 金曜日1回め!いつもの感じと違って、戸惑いましたが皆んなの笑顔が最高」
といった、3人の進行を評価する声が上がった。
J-CASTニュース編集部は女性アナウンサーに詳しいライターの松本京也氏に、江藤アナら3人による番組進行が今後どうなっていくかなどについて分析を依頼した。
「江藤アナをメインに据えても視聴者は嫌な気分にはならないだろうなと思います」
松本氏は9日の江藤アナについて「本人らしさが出ていた」と指摘した。
「視聴者の皆さんがお気づきの通り、江藤アナは協調タイプのアナウンサーです。江藤アナは2009年にTBSに入社しましたが、同期では田中みな実アナウンサーというキャラ立ちするアナウンサーもおり、田中アナが華やかな印象で入社当初から注目を浴びる一方、江藤アナは14年4月に『ひるおび』でレギュラーを獲得して以降、頭角を現してきた感じでしょうか。ただ、それ以前に、12年10月から番組終了の14年3月まで務めた『はなまるマーケット』(放送期間:1996年9月~2014年3月)進行役の頃から、ゲストを立てる脇役に徹していました」
となれば、今回「THE TIME,」金曜司会に抜擢された理由は何なのか?
「江藤アナは先頭に立って映えるタイプではありません。ただ、キャリアは長いので、今回、金曜日のメインに抜擢されたのは順当であり、無難な人事と言えるでしょう。視聴者を引き付ける強力な何かを持っているというわけではありませんが、その一方で、江藤アナをメインに据えても視聴者は嫌な気分にはならないだろうなと思います。加え、進行の腕は素晴らしいと思います」
最後に、江藤アナが今後、番組出演を重ねるにあたって、「3人体制」を維持しつつも、その中で当初よりも自らの存在を強調しだす可能性はあるだろうか。
「そういうことはしないでしょうね。本人的にはそういう思いは全くないんじゃないでしょうか。江藤アナの協調タイプが変わることはないでしょう。今後も江藤アナと杉山アナと宇賀神アナの『3人体制』は視聴者の注目を集め続けるのではないでしょうか」
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)
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— TBS『THE TIME, 』 (@THETIME_TBS) September 9, 2022
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今週もありがとうー????
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来週もよろしくね????#thetime_tbs#thetimeオフショット#杉山真也#江藤愛(@aietoTBS)#宇賀神メグ
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