オコエ桃仁花「人種差別DM」告白後のエールに感謝 「日本人であることに誇りを感じます」

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   バスケットボール女子Wリーグ・富士通レッドウェーブ所属のオコエ桃仁花選手が2022年9月8日、人種差別メッセージをめぐる問題に改めて言及し、エールに感謝を明かした。

   日本人の母とナイジェリア人の父を持つ桃仁花選手。兄はプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスに所属するオコエ瑠偉選手だ。

  • オコエ桃仁花選手(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
    オコエ桃仁花選手(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
  • オコエ桃仁花選手(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

「言葉を大切に。心を大切に」

   桃仁花選手は7日、インスタグラムとツイッターでDMのスクリーンショットを公開した。そこには「黒人の癖にまじできもいね。1日中考えたんだけど、なにがあったらアフリカの黒人と結婚する日本人女性がいるのか理解できないんだわ」という誹謗中傷がつづられていた。

   桃仁花選手はこのDMに対し、「もう心が麻痺するくらい、慣れたよ」とコメントしていた。

   桃仁花選手は8日にあらためてツイッターを更新し、「お母さんとお父さんが出会い、今私はここにいる」とつづり、自身の写真をアップ。「誰に何を言われようとも、どんな肌の色をしていても、私は愛される価値がある」とつづり、「目の前のあなたも、横のあなたも、誰かの大切な人。言葉を大切に。心を大切に」と誹謗中傷の危険性を訴えた。

   DMの公開以降に寄せられた反応について、桃仁花選手は「皆様からの温かいメッセージに、日本人であることに誇りをかんじます。ありがとう」と感謝をつづっていた。

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