日ハム・伊藤大海はクローザー向き? ビックボス仰天プランにOB見解「短いイニングの適応能力ある」

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   プロ野球日本ハムの元投手で野球評論家の岩本勉氏(51)が2022年9月7日にユーチューブチャンネルを更新。6日に札幌ドームで行われた日本ハム対オリックス戦を解説し、「ビッグボス」新庄剛志監督(50)の投手起用プランについて言及した。

  • 伊藤大海投手(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
    伊藤大海投手(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
  • 伊藤大海投手(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

「ビッグボスの気持ちも分かる」

   スポーツ紙などの報道によると、新庄監督は5日に今季中にエース伊藤大海投手(25)を抑えで起用するプランを明かした。来季を見据えたもので8月27日のソフトバンク戦でノーヒットノーランを達成したポンセ投手(28)も抑えとして試すつもりだという。

   伊藤は今季22試合に出場し21試合に先発。3月25日の開幕戦、ソフトバンク戦の5回に4番手として登板しプロ初のリリーフを経験した。以降は先発ローテーションの柱として10勝9敗、防御率3.14をマークした。

   昨年開催された2020東京五輪では侍ジャパンのメンバーに選出され、リリーフとして3試合に出場して日本の金メダル獲得に大きく貢献。準決勝の韓国戦ではロジンの使い過ぎではないかと韓国ベンチからクレームが入ったが動じることなく投げ切った。

   ビッグボスの仰天プランを新聞報道で知ったという岩本氏は「伊藤大海も2桁勝ったし、来季に向けて新しいことを試してみたいというビッグボスの気持ちも分かる」と賛同し、リリーフとしての伊藤の資質に言及した。

「(石川直也は)新聞見てるでしょう」

「伊藤の場合は(東京)オリンピックで短いイニングの適応能力、適合性などを持っているイメージがある。だからクローザー的な役割を渡してもこなせるピッチャーだと思う。すごくマルチにすごく色々な能力に長けたピッチャーだと思う」

   また、新庄監督が伊藤、ポンセらのリリーフ起用プランを明かしたことによる「相乗効果」に期待を寄せた。

   岩本氏は6日のオリックス戦を振り返り、4点リードの9回に抑えとしてマウンドに上がった石川直也投手(26)に言及。石川は5番・大城滉二(29)から始まる打線をきっちり3人で抑え、チームは6-2で勝利した。

   岩本氏は「(石川は)新聞見てるでしょう」と推測し、「負けてまへんよと。抑えで結果残したい、成績残したい。そういうピッチャーなんですよ私は。『生粋のショートイニング、クローザーを目指しているんですよ』というような石川の目の色が違った」と指摘した。

   日本ハムは6日時点で123試合を消化し、5位ロッテに8.5ゲーム差をつけられリーグ最下位。来季を見据えた選手起用が続く中、残すは20試合。「ビッグボス」采配に大きな注目が集まる。

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