「あまりにも雑なプレー」阪神守備にOB苦言 打球逸らしての失点に「あそこは体で止めてでも...」

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「あそこは取れなくても体で止めてでも後ろにやらない」

   田尾氏は「長岡がショートの右に緩い打球でした。このボールに対してショートの中野があまりにも雑なプレーをしたなという気がしますね」と苦言を呈し、「あそこは取れなくても体で止めてでも後ろにやらない。そういう守備をしてもらいたかった」と指摘した。

   さらに「なんとか1塁でアウトにしようというそういう気持ちが強かったんだと思いますけれども結局ボールを取れずに後ろにやってしまった」と振り返り次のように続けた。

「この辺の守備は雑過ぎましたね。決勝点にはなっていませんけれども下手をしたらこの1点が決勝点になるという場面ですからあそこはもう少し堅い守備をしてほしかったという気がしました」

   この日は両チーム合計31安打の乱打戦になり5時間17分に及ぶ熱戦が繰り広げられた。ホーム3連敗の阪神は4位・広島に1ゲーム差に迫られ、連敗をストップしたヤクルトは首位を堅守した。

   田尾氏は「今シーズン一番長いゲームになりましたけども見ていて面白いゲームでした」との感想を口にし「その中で最後の方のちょっと雑な守備、そしてヤクルトの粘っこさ。そういうものがすごく印象に残ったゲームになりましたね」と締めくくった。

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