撮り鉄「痛え!押すな」「撮れねえだろ!」 1日限りの列車めぐり複数駅で罵声...SNSで報告相次ぐ

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「姫路、網干両駅でも、駅係員が適切にお声かけを行った」

   また、鷲羽が止まった兵庫県姫路市内の網干(あぼし)駅でも、同様な騒ぎがあったようで、その様子を撮った動画も投稿された。

   停車場所と反対側のホームにも、鉄道ファンが集まり、撮影をめぐって罵声が飛び交った。「下がれよ! 前が下がって、撮れねえだろ!」と手を振って威嚇するようなファンの姿もあった。

   ツイッター上では、ファンの一部が駅員の注意を無視した、脚立を担いだ人が走ってきて怖かった、ぶつかっても謝ろうとしなかった、といった不満の声が漏れていた。警察官の姿も見られたとの報告もあった。

   何かトラブルが起きたのかについて、JR西日本の近畿統括本部は9月6日、J-CASTニュースの取材に対し、次のように答えた。

「姫路、網干両駅でも、駅係員が適切にお声かけを行っており、大きなトラブルはなかったと認識しています。警察の方には、観光列車も発着しましたので、巡回協力をしていただきました。トラブルで警察が出動したことはありません」

   鉄道ファンが姫路駅などに多数集まったことで、鷲羽などの運行に影響はなかったとしている。

「イベント列車に期待していただくことは喜ばしいことです。お客様に満足してもらい、安全に利用していただくため、ルールは守っていただきたいので、ご協力をいただければと思っています」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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