「少年革命家」を名乗る不登校YouTuberのゆたぼんさん(13)が、音楽グループ「Repezen Foxx(旧レペゼン地球)」のYouTube生配信に出演中、「ハーバード大学に行きたい」と主張するも、九九の掛け算が言えない一幕があり、SNS上では呆れる声が上がっている。
「九九覚えないといけないんで」
2022年9月3日に行われたRepezen Foxxの配信は、ビジネスリアリティ番組「令和の虎CHANNEL」とコラボし、視聴者にAmazonギフトカードを配布するという内容だ。プレゼントの合間に、Repezen Foxxメンバーらが出資を志願するインフルエンサーたちのプレゼンを聞き、出資の判断を下すという企画になっていた。
1人目の志願者として登場したゆたぼんさんは、出資希望金額は1000万円だと宣言。用途について「ハーバート大学に行きたいです」と言い、行きたい理由については「やっぱり革命を起こしたいなと思っていて」と説明した。
1000万円の具体的な内訳について、ゆたぼんさんは「ハーバード大学に行くためには船で行かないといけない」と話し、船だけで200万円かかるとした。さらに「塾も行くんで」とし、塾費で500万円かかると付け加えた。
内訳の説明をするなかで、ゆたぼんさんが「九九覚えないといけないんで」と言うと、出演者らが「九九」の話に関心を向けた。九の段が一番難しいと述べるゆたぼんさんは、「9×1=9」「9×2=18」「9×3=27」と順調に答えたものの、「9×4=36」で詰まり始め、「9×6=54」を言い終えることが出来ず、途中の計算を飛ばして「9×9=81」と答えた。
この一連の流れに対し、SNS上では「九九が出来んのはいくら何でもヤバイよ」「中2なのに九九ができないのマズイ」と呆れる声が上がっている。
2017年(平成29年)告示の小学校学習指導要領によれば、算数では第2学年で「乗法九九について知り、1位数と1位数との乗法の計算が確実にできること」が必要だとされている。