元タレントの坂口杏里さんが2022年9月5日、インスタグラムの投稿で、6月に結婚した夫との離婚を回避したことを報告した。
坂口さんは8月15日に「離婚は成立しました」と投稿したが、夫の進一さんは18日、書類は提出していないとして「厳密に言うと離婚していない状態」と報告。「お互いに頭を冷やす為に距離を置いて生活してます」として、話し合いを進める予定だとしていた。
「当初、私は『離婚』一択でした」
坂口さんはSNSでたびたび夫婦間のトラブルを告白していたが、お互いにノロケ投稿をするなど仲睦まじい様子も見せていた。馴れ初めを明かした過去の動画によれば、2人は出会ってから2か月で入籍したという。
坂口さんは9月5日未明、インスタグラムで離婚騒動について説明した。一時別居生活を送っていたという。
「私がptsdの病気を持ちながら怒鳴り狂って罵声をあびたり、物にあたる行動が恐怖なのと金銭のトラブルがあるにも関わらず、もうだめだ。と思い約1週間程の別居生活を取る形になりました」(原文ママ、以下同)
「当初、私は『離婚』一択でした」という坂口さんは、進一さんと離れ高円寺で仕事を始めるも、離婚をめぐる周囲からの反応に頭を悩ませたとした。
「杏里ちゃんが暴れてくれると思ったんだよね!笑」「ままごと夫婦ですからねー笑」
坂口さんの勤務する飲食店に進一さんの姉が離婚届を持ってきた際は「『離婚したいんだよね?離婚したいんだよね?』と言われ、『はい』と答え」るなどのやり取りをしたという。
他にも「後々お姉さんは『杏里ちゃんが暴れてくれると思ったんだよね!笑』 旦那のお店のオーナーには『ままごと夫婦ですからねー笑』と言われ悔しく、とても悲しかったです」と振り返った。体調不良を起こしているという。
「家族、自分の為に一生懸命お酒飲んで売り上げもたてていて けどそういった言葉により ストレスで具合も悪くなり1日5食以上食べて吐いてしています。言葉一つでここまで追い込まれるならその何倍も私は気をつけなきゃいけないと思いました」
「離婚を拒んだのは夫も同じでした。それが凄く嬉しかったです」
別居生活で冷静になった坂口さんは、「離婚届を目の前にした時から、私の中で夫に向けて混み上がるものがありました。離婚したくないと」と考えを一転。「離婚協議当日、その場に向かう時のタクシーの中で、『もう本当に終わってしまうんだ』とその時になってから夫と沢山笑い合った日が蘇り、必死に涙を堪える自分が居ました」という。
進一さんについても「離婚をする方向で進めていたよう」とするも「離婚を拒んだのは夫も同じでした。それが凄く嬉しかったです...」とした。「夫の周りから離婚以外の選択は無いと追い込まれていたそうです。それでも夫は、私と夫婦で居ることを選んでくれました」という。
その後「私達は心を改め 前に進む為に、仕事も勤務時間もバラバラですが、それぞれで頑張ることになりました」と決めたという。
トラブルの火種となっていたSNSについても「これまでのように感情的になって互いのことを投稿するのはもうやめにしようと約束しました」。更新を休止していたYouTubeは「また落ち着いた頃に」再開する予定だという。
4日夕方頃、ストーリーズで患部の写真を添え足をケガしたことを明かしていた坂口さんは、ケガの理由についても説明した。
「お互いにお酒で酔っ払った状態で一緒に歩いている際に、二人でバランスを崩し私が転倒し、右足の指全体の皮膚が掠れて、小指の爪は全て剥がれ、足首全体まで打撲を負う怪我となりました。それもこれも、私と夫に寄る不注意です」
坂口さんは復縁した夫との関係について「今はとにかく、夫婦で頑張っているところですので、どうか温かい目で見守って頂けたら幸いです」と呼びかけている。