メーカーから自衛隊員まで、職業病の範囲は広い
一般の人から見て「そんな視点があったとは!」という発見があるのも職業病エピソードの面白いポイントです。
漫画家の中村颯希さんは、印刷機器メーカーで採用を担当していた友人が「他社のプリンタで出力した履歴書を平気で送ってくる」と応募者について嘆いていたエピソードを投稿。
印刷物からプリンタのメーカーまで分かるとは、素人からすると驚きです。
印刷機器メーカーで採用担当してた友人が「最近の子は他社のプリンタで出力した履歴書を送ってくる」と言ってて職業病のすごさに驚いた‐Togetter
この投稿を受けて「食品工場に勤務経験のある方はコンビニの足ふきマットで必ず足を拭いて入店する」「アパレル勤務なので生地を遠目に見ても『あのニットはカシミヤ100%ね』と分かってしまう」など、さまざまな職種の人からその職業ならではのこだわりチェックポイントが挙がりました。
自衛隊の人とキャンプに行った時の体験が話題になったことも。
軍事フォトジャーナリストの菊池雅之さんはキャンプの際、一緒に行った自衛官はテントを片付ける際に「杭の穴を埋めて、土を戻して、上から葉っぱかけて」テントが張ってあった痕跡を完全に消してしまったそう。
こういった行為には敵にキャンプを張っていた事がバレないようにするためという意味合いがあるようです。この投稿に対して、「自衛隊関係者とキャンプに行くと隣のテントと横一線になるように杭を打つ」「ロープの結び方が謎」といった、一般の人にとっては見慣れない手際を見ることができるという体験談が寄せられました。
自衛官とキャンプへ行って驚いたのは、テントをしまった後に杭の穴を埋めて、土を戻して、上から葉っぱをかけて、テントの痕跡を完全に消してたこと‐Togetter
さまざまな職種の人から発信される"職業病"の話題は、業界外の人からすると新鮮な視点や、発見がある興味深いものばかり。同業の人からは共感、業界外の人からは驚き、と反応の角度が異なる点もまた、拡散されやすいポイントなのかもしれません。
Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド出張版」でした。今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。