「BNK48作品を日本で撮影する際、北九州市を主要なロケ地候補とする」
北九州市とBNK48の運営会社が結んだ協定は(1)BNK48作品を日本で撮影する際、北九州市を主要なロケ地候補とする(2)北九州FCは、撮影の事前準備および撮影について全面支援を行う(3)BNK48作品を活用し、タイ王国内における北九州市のPRを協働で行う、の3点が柱。8月28日の新曲お披露目と合わせて、現地で締結式も行われた。
現地メディアが公開した動画によると、西田副市長は
「風光明媚、非常に景色がきれいなところで、昔の建物もあるし、新しい建物もある。食事も非常においしいということで、私どもとしては、どんなリクエストにも応えられる都市だと思っている」
などと撮影地としての魅力をアピール。「恋チュン」の「おにぎり」の振り付けを交えながら、
「これを機に、今回のBNKのMVが、北九州市の最も代表的な作品になると確信している」
「BNK48の『箱推し』を北九州市として、全体で、全力でやらせていただきたい」
と話した。
福岡県観光連盟のまとめによると、「コロナ前」の19年に福岡県を訪れたタイ国籍の人は5万8584人。韓国、台湾、香港、中国に次いで多かった。22年7月には、タイのLCC「タイ・ベトジェットエア」が福岡-バンコク(スワンナプーム)線を開設。コロナ禍が本格化した20年3月にタイ国際航空が運休して以来、2年4か月ぶりの復活だ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)