登山家の野口健さんが2022年8月29日、ツイッターで動画が拡散されている、危険な撮影を制止した駅員に逆ギレする「撮り鉄」に怒りをあらわにした。
「どんだけ待ったと思ってんだよ! カスがよ!」
動画には駅ホームでの一幕が映っている。カメラを持った撮り鉄と思しき男性が脚立を使い、駅のホームドアから大きく身を乗り出そうとしたところ、駅員が「ダメです。下げてください!」と脚立を退かすよう注意した。
男性は注意を無視して脚立に上ったため駅員が腕を抑え「危ない! 止めてください」と静止したところ、男性は「なんだよ! なんだよ! 止めてくださいじゃねえよ! どうしてくれんだよ!」と激昂。「脚立禁止ですよ」とする駅員を「なんだよおめぇ! 知らねえよそんなのよ! 何邪魔してんだお前!」などと怒鳴りつけた。
男性は脚立を回収すると駅員に対し「いい加減にしろよ! どんだけ待ったと思ってんだよ! カスがよ! いい加減にしろよ、おめえよ!」とヒートアップ。「禁止です」と冷静に対応する駅員に、「二度と金払わないかんなマジ」と捨て台詞を吐いて去っていった。駅員の「警察呼びますよ」という声も聞こえる。
「僕が駅員さんだったら...おそらく、やってしまいましたね」
ツイッターで拡散された動画に対し、野口さんは「それにしてもあまりに酷い...。僕が駅員さんだったら...おそらく、やってしまいましたね」と率直な感想をつづった。
「グッと堪えながら対応される駅員さん達、本当に頭が下がる思いです。ただ、駅員さん達の身の安全がとても心配。この手の人たちを相手にする場合は2人体制でがいいのでしょうか。僕が駅員なら警棒ぐらいほしい」と、駅員の安全確保についても触れている。
「警棒くらいで足りますか?」とするリプライが寄せられると、野口さんは「警棒は使い方によっては、かなりの武器になります。骨の数本、一瞬にして砕けます」と返信していた。
それにしてもあまりに酷い…。
— 野口健 (@kennoguchi0821) August 29, 2022
僕が駅員さんだったら…おそらく、やってしまいましたね。
グッと堪えながら対応される駅員さん達、本当に頭が下がる思いです。ただ、駅員さん達の身の安全がとても心配。この手の人たちを相手にする場合は2人体制でがいいのでしょうか。僕が駅員なら警棒ぐらいほしい。