井上尚弥戦は「リスク見合う価値あるか疑問」 バトラー母国メディア指摘「ほとんど不可能な仕事」

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ブルーノはタイソンに2敗喫して引退

   記事ではブルーノは初戦で神格化されたタイソンと戦いタイソンを揺さぶり傷付けたとし、結果5回KO負けだったがブルーノにとって最高の試合だったと評価。そして96年の再戦が彼のプロキャリア最後の試合となったと伝えた。

   リッキー・ハットン(英国)も「ほとんど不可能な仕事」を引き受けたひとりであると紹介。ハットンは世界2階級(WBA、IBF世界スーパーライト級、WBA世界ウエルター級)を制覇した実力者で、当時英国で絶大なる人気を誇った。

   ハットンは07年12月にWBC世界ウエルター級王者フロイド・メイウェザーJr.(米国)と対戦。無敗同士の一戦は世界的に注目を集め、ハットンが10回TKO負けしプロ初黒星を喫した。

   記事ではメイウェザーとの対戦は「地球上で最高のボクサーになる」というハットンの真の挑戦だったと指摘し、最高のパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超えた最強ランキング)ファイターに敗れたことは恥ではなかったと結んだ。メイウェザーは以降も勝利を重ね50戦全勝でプロキャリアに終止符を打った。

   井上は6月の世界バンタム級3団体王座統一後、「ザ・リング」が設定するPFPで1位となる快挙を達成。年内にも実現するとみられる次戦に世界的注目が集まる。

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