本の寄贈が「ありがた迷惑」になる場合も? ネットで注目...図書館を取り巻く課題と「意外な悩み」

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   みなさんは普段から図書館を利用していますか?Twitterでは図書館の利用に関する話題がたびたび注目を集め、議論のタネになります。過去の事例から見えてくるポイントについて、ツイートまとめサービスのTogetter(トゥギャッター)が深掘りします。

  • 図書館職員が抱える意外な悩みとは?(画像はイメージ)
    図書館職員が抱える意外な悩みとは?(画像はイメージ)
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「学費チュルチュル」は大学図書館で!?

   図書館は「本と出会う場」としての役割だけでなく、さまざまな利用価値を提供しています。

   例えば大学図書館の利用価値について、大阪大学の学生が「最もたくさん学費をチュルチュルする手段は図書館で論文を複写しまくることである」とツイートし、注目を集めました。

   「学費チュルチュル」とは、無料で活用できる大学の設備を利用する行為を指すネットスラング。論文のデータは、1本入手するために数千円以上の費用がかかることもあります。それらの貴重な学術資料を複写できる大学図書館には、計り知れない価値がある、という趣旨の発信です。

大学での充電を「学費チュルチュル」というらしい→電気代なんて数十円なので、大学生はアレで学費回収しような‐Togetter

   利用者の調べ物を手伝う「レファレンスサービス」にも、図書館利用の価値を再確認する事例があります。

   「レファレンス共同データベース」の公式Twitterアカウントが投稿した、「日本の新聞記事や放送映像で『死体』の掲載をしなくなったのはいつごろからか」という利用者からの質問に対する神奈川県立図書館の回答がスポットを浴びました。

とある図書館の中の人の調査能力がスゴイと感動の声「さすがプロ」「レファレンスって初めて知った」-Togetter

   回答は、同図書館が所蔵している書籍・報道資料、Webサイトのページの中から該当の疑問に対して言及している例を提示するだけでなく、該当部分の概要・ポイントまで詳しくまとめたものでした。

   投稿を見た人からは「中の人の調査能力スゴイな。スカウトしたいくらいだ」「司書は凄いんだよ...マジで...」と図書館職員の技量を称える反応が相次ぎました。また、この投稿でレファレンスサービスを知り、利用を検討する人も。

   図書館の論文データやレファレンスサービスの例を見ると、図書館が担っているデータベースとしての価値の高さが良くわかります。

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