「華があるとかないとかは別にして...」
「今年から監督になったソフトバンクの藤本博史監督は1軍も見ました、2軍監督もやりました。3軍も一応見ています。ソフトバンクが持つ70名プラス育成選手30名。108名くらいいるのかな。その辺の選手個々の力量とかスキルを分かっている。そういう自軍の選手の全てのものを把握しているのを大きな武器にして色々選手の入れ替えを頻繁にしてソフトバンクは2位にいる」
さらに「そういう同じ立場にいるのが平田勝男さんじゃないかなという気がする。華があるとかないとかは別にして現状そういった立場の人間がそこにいますよね。『じゃあ平田監督でどうでしょうか』という提案はしてみたい」と続けた。
また、矢野監督がキャンプ前に今季限りで退任することを表明したことと今季の成績は関係がないと主張。チームは開幕から9連敗と大きく出遅れたがセ・パ交流戦で12勝6敗と勝ち越し上昇気流に。7月には勝率を5割とし8月24日時点でリーグ3位につけている。
石毛氏は「選手は監督が誰であろうとやることは決まっている。そこで選手が責任転嫁するみたいに『監督があんなこと言ったからうちは士気が低下してこの数字だ』というのはおかしな話」と述べ、「去年も一時は優勝するのではないかというチーム力があったチームなので。実際問題、投手力を軸にしてここまで来ている。面白いことは面白いと思う。次の監督も今の投手力を持っていたら面白い」と来季に期待を寄せた。