JR東日本「乗車券袋」一部エリアで終了、在庫なくなり次第 鉄道ファン衝撃...チケットレス化推進で

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   JR東日本の「乗車券袋」配布サービスが終了したとして、鉄道ファンらの間で落胆が広がっている。

   同社は取材に、チケットレス化の推進により一部エリアで決定したとし、在庫がなくなり次第終了だとした。

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「かなり昔から」配布

   「重宝していただけに残念」「会社や支社ごとに特色あって好きだったんだけどな」――。東京都内の駅などで乗車券袋の配布終了を案内されたとの報告が、2022年8月中旬ごろからツイッターで続々書き込まれている。

   記念きっぷや特急券などを購入すると配布される乗車券袋。実用性に加え、収集欲をかきたてるような目的地や車両にちなんだ絵柄が特徴だ。

   JR東日本コーポレート・コミュニケーション部は23日、J-CASTニュースの取材に、一部エリアで在庫がなくなり次第終了すると認めた。

   乗車券袋は「かなり昔から」配布してきたという。終了の決定理由はチケットレス化の波だった。同社は2021年に策定した中期経営ビジョンで、2025年度までにSuicaなど交通系電子マネーの利用を5億件に、予約サイト「えきねっと」の取扱率を60%に引き上げると掲げている。

   その一環で、首都圏で231駅、地方圏で209駅あるみどりの窓口を、同時期までにそれぞれ70 駅ほどに大幅縮小する。22年4月には、普通回数券の販売終了を発表した。

   コーポレート・コミュニケーション部は「紙のきっぷからシフトしていただくことでより利用しやすいサービスを実感していただければと思います。また、紙を削減することにより環境面へも配慮しております」としている。

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