ガスト側「表現が適切でなかった点についてはお詫び」
一方、櫻坂ファンからは、看板の文面について、「あの書き方どうにかならんかったのか?」「言い方には少し気をつけたほうがいい」と苦言を呈する書き込みも見られた。また、ライブ運営側に対しては、駐車場をもっと増やしたり案内を徹底したりできなかったのか、との不満も一部で漏れていた。
ガストを展開する「すかいらーくホールディングス」の広報室は8月22日、J-CASTニュースの取材に対し、これらの立て看板を出していたのは事実だと認めたうえで、メールでこう説明した。
「8/19(金)にご来店のお客様が駐車場に停められない状況が多く発生したため、店舗の判断でこのような張り紙を出すこととなりました。表現が適切でなかった点について、心よりお詫び申し上げます。なお、レッカー車は呼んでおりません」
今後については、「当社といたしましては、今後ライブの際は駐車場にスタッフを配置し、ご案内の対応を行うなどお客様およびライブにお越しになる皆様に気持ちよくご利用いただける環境づくりに努めてまいります」と述べた。
富士急ハイランドを運営する富士急行の宣伝部は22日、駐車場をめぐる状況について取材に説明した。
それによると、ライブの2日間とも、常設駐車場2000台分に加え、臨時駐車場を1500台分用意した。また、駐車料金についても、通常は1日1500円なのに対し、特定日として2倍の3000円に設定した。その一方で、公式サイトやSNSで電車かバスの公共交通機関を利用するよう呼びかけ、無断駐車をしないよう注意喚起した。