お笑いタレントのほんこんさんが、安倍晋三元首相の銃撃事件をめぐる「スナイパーデマ」について、改めて自身のYouTubeチャンネルで謝罪した。
「デマはすべて排除するよう努力していく」
「スナイパーデマ」とは、7月8日に安倍元首相が銃撃された時間帯に近くのビル屋上に設置されていた簡易テントが短時間で撤去されたとする動画を発端とする騒動。動画は月中旬にSNSで拡散され、一部ネット上で「スナイパー小屋では?」「真犯人が屋上から狙撃したのでは」という噂が飛び交うことになった。
ほんこんさんもこの情報をツイッターなどで紹介していたが、8月18日にネットメディア「BuzzFeed Japan」が、ビルを管理する不動産会社に取材したところ、当日屋上で排煙ダクトの清掃などが行われており、その作業のために白いテントを張っていたことが明らかになった。
報道を受け、ほんこんさんは20日に自身のYouTubeチャンネルで生配信。「スナイパーデマ」について「まったくの誤りでございます」と認め、「本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。「私のツイートで広まったということもあると思うので、皆さん削除していただき、私もツイッターで削除して訂正文(を載せ)、撤回させていただいております」とした。
また、ほんこんさんはビルを管理する不動産会社に対しても「多大な迷惑をかけ、深くお詫びするとともに、謝罪させていただきました」と、電話で謝罪したことを報告。「これは本当に、ただただ頭を下げるしかないというところでございますし」といい、「もっと慎重にせなあかんかったんですけど、本当に申し訳ございません」とその後も何度も繰り返し謝罪していた。
今後についてほんこんさんは、「あと、こういうことがないように、デマはすべて排除するよう努力していきますので、できればみなさんもご協力してくれたらありがたい」と呼びかけ。「今後ないように、二度とないようにしてまいりますのでよろしくお願いします」と話していた。
管理会社様の方へ謝罪させて頂きました
— ほんこん (@hong2010kong) August 20, 2022
誤りをツイートしてしまいご迷惑をおかけした事を
深くお詫び致しますhttps://t.co/kwjodP94aj @AIMOTO8989より