8か月の未納で失った「一生分の障害年金」 年97万円がゼロに...手足3本失った僕が直面した現実

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他人事ではなく自分事として考えてもらえたら

   入院生活はじめ、障害があることで色々なお金がかかってくる中で、障害年金があるかないかでは負担が全然違いました。受給できないことに弁解の余地はないけど、当時は障害者になることも想定していなかったし、障害年金の受給要件を調べておこうなどとは考えもしていなかったです。

   今はポジティブな力に変えて進んでいくことができています。僕がこうした経験をして思うのは、先のことは誰にも分からないということ。だからこそ備えは必要だと思いました。年金保険料の納付も、貯金もそう。若い時は将来の備えまであまり考えられないかもしれないし、僕の話も他人事だと思うかもしれない。障害年金をもらえなかったことを「自分が悪いじゃん」と思う人もいるでしょう。でも、いつどこで誰がどうなるかは分かりません。この話を通じて、備えについて自分事として考えてもらえたらいいなと思います。

(構成:J-CASTニュース編集部 青木正典)

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