井上尚弥に敗北のドネア、Sフライ級で「真の5階級制覇」へ 標的はロマゴン...父「打ち負かせる」

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ドネア・シニア氏「ゴンサレスを打ち負かすことが出来る」

   ドネアは07年7月にIBF世界フライ級王座を獲得。09年8月にWBA世界スーパーフライ級暫定王座を獲得し世界2階級制覇を達成した。その後、バンタム級、スーパーバンタム級、フェザー級のベルトを巻き世界5階級を制覇した。

   スーパーフライ級への転向はかねて抱いていたプランで、20年10月に海外専門メディアの取材に対して将来的にスーパーフライ級に下げることを示唆。過去に獲得した王座が暫定王座だったため、真の5階級制覇者となるため正規王座の獲得を目指すことを明かした。

   ドネアの実父でトレーナーを務めるノニト・ドネア・シニア氏は今年6月、フィリピンメディアの取材に対して「ドネアはスーパーフライ級のトップ選手を倒すことが出来る。ローマン・ゴンサレスを打ち負かすことが出来る」などと語った。

   ドネアは井上戦後、何も起こらず健康を保っていると主張。そして「現時点で話すことができ、考えることも出来る。刺激を受けてもう一度集中出来るので私は戻ってきた」と再起の理由を説明した。

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