高木豊氏、今オフFA戦線を大胆予想 注目は楽天左腕&主砲、阪神エースは「巨人が取りにいくのでは」

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   プロ野球横浜ベイスターズ、日ハムで活躍した野球解説者の高木豊氏(63)が2022年8月17日にユーチューブチャンネルを更新し、今オフのフリーエージェント(FA)戦線を独自に予想した。

  • 浅村栄斗選手(写真:AP/アフロ)
    浅村栄斗選手(写真:AP/アフロ)
  • 浅村栄斗選手(写真:AP/アフロ)

阪神・西は「ジャイアンツが取りに来るんじゃないかな」

   動画は「【巨人が大補強の予感??】2022年FA宣言すると獲得に動きそうな球団について徹底解説」とのタイトルで公開され、高木氏がセ・パ両リーグの注目選手を紹介した。

   高木氏が争奪戦になることを予想したのが楽天・辛島航投手(31)だ。辛島は09年ドラフト6位で入団し、今季がプロ14年目の左腕。今季は17日時点で12試合に先発し4勝2敗、防御率2.80の数字を残しており、プロ通算は53勝65敗。6月に国内FA権を取得した。

   動画では辛島が人的・金銭補償を必要としないCランクの選手として紹介。高木氏は「Cランクは魅力」と指摘し、巨人、ヤクルト、広島、DeNAによる争奪戦を予想した。

   同じく投手で注目したのは阪神・西勇輝投手(31)。西は今季中に2度目の国内FA権を取得する見込みで、高木氏は「ジャイアンツが取りに来るんじゃないかな。という気がする。ソフトバンクも可能性がある。先発ピッチャーが必要だし1枚でも多く。そういう意味ではいる」と私見を述べた。

「浅村は巨人。巨人根こそぎだから」

   野手では楽天の主砲・浅村栄斗内野手(31)を注目選手に挙げた。浅村は18年オフにFAで西武から楽天に移籍しチームの主軸を担っている。8月17日までに海外FA権を取得しており、高木氏は「浅村は巨人。巨人根こそぎだから。中日、阪神もほしい。パ・リーグならソフトバンク」とした。

   また、今季中に国内FA権の取得要件を満たす見込みの西武・森友哉捕手(27)については、巨人、DeNA、ソフトバンクを候補に挙げ、海外FA権を取得している日ハム・近藤健介外野手(29)の去就に関しては残留を予想した。

   高木氏は動画の最後に「FAで動くというのは非常に自分を高めるために悪いことではない」とし、「球団がお金があるなら取ってもいい。ファンに勝ちを届けるために補強したという認識でいてほしい。選手は金のために動くのではなくて自分を高めるために動く」と強調した。

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