「カジノ事件」大王製紙元会長、安倍氏との生前LINE公開 売名批判には激怒「ぐちゃぐちゃうるせーよ」

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   大王製紙の元会長・井川意高氏が2022年8月17日、街頭演説中に銃撃され亡くなった安倍晋三元首相とのLINEのやりとりを公開した。

  • 井川氏のツイッター(@mototaka728)より
    井川氏のツイッター(@mototaka728)より
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    井川氏のツイッター(@mototaka728)より
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「安倍総理と交わしたライン見返して、胸が張り裂けそう」

   井川氏は、大王製紙創業者・井川伊勢吉の孫で、同社の会長だった実業家だ。2011年に発覚したカジノ資金のための巨額借り入れ事件で、13年6月に懲役4年の実刑判決が確定。22年6月には当時を振り返った書籍を発刊し、メディアのインタビューにも応じている。

   井川氏は8月17日深夜、「スピリタスに飲まれたか 安倍総理と交わしたライン見返して、胸が張り裂けそう 売名と思うヤツは思え」として、安倍元首相のものとみられるLINEのプロフィール画面を添付しツイートした。

   公開されたLINEのプロフィールアイコンは、ブルーのスーツにストライプのネクタイを合わせた安倍氏が、ヘリコプターのコックピットに座り親指を立てポーズをとったもの。自身で編集したのか、左肩には踊る男性の絵文字を載せている。

   続けて「涙が滲んできた 今日はツイートやめる」と投稿。井川氏は安倍氏の死去後、たびたび安倍氏に関するツイートを投稿するなどしてきた。

「身内が亡くなった時、親族が生前のエピソード語るのおかしいか?」

   投稿に対し、「情けない男やで、自分を証明するのに安倍さん出すの?」などと批判のコメントが寄せられると、井川氏は投稿を引用し猛反論した。

「うざい奴だな 総理もオレも大物がどうとか考えもしない関係よ そんなの同じ空間関係性で繋がってる者同士で意識する訳ないだろ ただただ悲しくなってその思いを、オレのフォロワーは総理のシンパ多いと思ったから共有したかったんよ 身内が亡くなった時、親族が生前のエピソード語るのおかしいか?」
「身内で故人を偲んでるところに、難癖つけるって、他人の葬式に乱入して、暴れることくらい、クズで愚かな行為だぞ」

   公開されたアカウントが本当に安倍氏のものか判断ができないとするコメントに対しては「ほんと今日はツイート終わろうとしてたけど、馬鹿が入れてきたんで スクショ出しても、きっと天国の総理は許してくださると思う」として、メッセージの一部を公開した。日付は4月5日となっている。

   井川氏が「総理 井川でございます。昨夜は、ご多端の折、お時間を頂戴しまして、誠にありがとうございました」などとするメッセージに、「昨日はありがとうございました。食事もお酒も話題も楽しくてあっという間のひと時でした。次の機会を楽しみにしています」との返信がある。

   さらに、上述の「情けない男やで~」を投稿したユーザーから、井川氏が安倍氏と交友していたこと自体を批判するような声が寄せられると、

「総理とは、第一次内閣を組閣する前、小泉内閣の官房長官、になられる前の平議員からのお付き合いなんだよ ぐちゃぐちゃうるせーよ」
「安倍総理と会ったこともないお前が、20年以上お付き合いいただいたオレに、難癖つけるのよ」

と怒りを露わにしていた。

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