YouTuberのヒカキンさんがイベント中に不審者から接触を受けた騒動について、格闘家でYouTuberのシバターさんが警備体制の甘さに対し苦言を呈した。
「お手製の散弾銃であった可能性もあったと思う」
ハプニングは、2022年8月14日に東京・国立代々木競技場で開催されたイベント「オールスター大運動会」で発生した。ステージ上に傘を差した男が侵入し、ヒカキンさんの肩を組んでマイクを奪い「皆さん、はじめまして!僕、世界一カッコいい男になります!」と演説を始めたのだ。男がスタッフに取り押さえられたことで、ヒカキンさんは事なきを得たが、騒動の一部始終を収めた動画はただちにネット上に拡散。一時ツイッターのトレンド入りをするなど、大きな波紋を呼んだ。
15日に公開された「ヒカキンが不審者に襲われた件」と題した動画でシバターさんは、今回のアクシデントについて「安倍(晋三)元首相のあの件が割と最近あったばかりでこれじゃないですか。ヒカキン、マジで危なかったな」と言い、「傘を持って壇上に上がれたということは、この傘がナイフだった可能性もあるし、お手製の散弾銃であった可能性もあったと思うんですよ」「マジでほんとにマイク奪われてしゃべっただけで良かったね、っていう。ヒカキンがズブリといかれてたってことなんですよ、結局は。持ってるものが傘じゃなくてナイフだったらね」と説いた。
「ほんとに無事で良かった」
こうした事態を招いたイベントの警備体制について「あまりにも甘いんじゃなかったかな」と憤るシバターさん。続けて、「ヒカキンのマイクを取り上げてそいつが演説し始めた後、結構ラグがあったのよ。そいつに結構、時間を許していた」と指摘したうえで、「本当だったら、不審者が壇上に上がった時点で警備員がすごいスピードでとっ捕まえてがんじがらめにするべき」「あと優しかった。もっとガバっと超デカい係員が飛び掛かって地面に押さえつけるぐらいしないといけないんですよ」と語気を強めた。
そして、「イベントの主催者もそうだし、出てる演者もそうだし、危機管理能力が低いなとすごい感じましたね」と述べ、「ほんとにヒカキン、今回無事で良かったですよ。ほんとに何が起こってもおかしくなかったからね。あれを許してしまうってことは」と話していた。
【ご報告】イベント中にステージで不審者に接触されたのですが、わたくしヒカキン怪我など一切なく、無事でした。メンタル的な部分に関しても大丈夫です。ショッキングな映像が流れてしまい申し訳ありません。ご心配ありがとうございます。 pic.twitter.com/kNFgxkBtzj
— HIKAKIN??ヒカキン 【YouTuber】 (@hikakin) August 14, 2022