「どこかで、誰かがトライしてみないと...」
コンサートプロモーターズ協会らが定めた音楽イベントでの感染予防対策ガイドラインでは、客席における大声が想定される場合、政府方針にしたがって収容率を50%以下にするなど、対策の徹底を促している。
ここでの大声は、「観客等が、(ア)通常よりも大きな声量で、(イ)反復・継続的に声を発すること」と定義している。
人気バンド「SiM」も、10月からのツアーの一部公演で、収容率を半分にして声出しを解禁する。メンバーのMAHさんは声明で
「どこかで、誰かがトライしてみないと、結局ズルズルと『本当は回帰できたタイミング』を素通りして2023年も、規制ゴリゴリのライブを続けることになると思う(中略)もちろん『大声ありでも大丈夫だった』という前例を作るための決断なので、安全対策はきっちりします。行き過ぎた、不要な声出しだったらステージから注意すると思います」
と宣言し、「一歩だけ踏み出してみる。調子にのって三歩、四歩、は踏まない。そんなライブにしたいと思っています」と前を向いていた。