「受賞条件として金銭要求された」日本子育て支援大賞めぐり明石市長投稿 主催協会が見解「受賞のみは無償」「認識の齟齬」

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明石市長「お金を払わなくてよければという条件であればお受けいたします」

   泉市長は16日、取材に対し事の経緯を次のように説明する。

   3月8日、明石市役所にミキハウス子育て総研(東京都港区)から大賞に推薦したいというメールが寄せられた。

「なんでミキハウス子育て総研から連絡が来たのかと聞いたら『うちが全部やっています』と言っていました。文書を見ると『一般社団法人日本子育て支援協会より弊社が委託を受けている事業』と書いています」

   当初は市役所の担当者がやり取りを行っていたが、受賞には金銭が必要だと市長に報告が寄せられた。泉市長は「自治体の表彰が有償というのは聞いたことがない。何かの手違いではないか」と驚き、ミキハウス子育て総研の担当者に確認の電話をしたという。

「電話をしたら、トロフィー代が10万円、ロゴマーク使用料が3年間で70万円。合計80万円かかると伝えられたので、自治体としては表彰を受けることは名誉なことで嬉しいけども、税金からお金を払うのはしんどいですとお話ししました。
それはどこの自治体も払わないでしょうと尋ねたら、先方が他の自治体は払ってますと言われたので驚き、明石市としては受賞を辞退する理由はないけれども、お金を払うのはご勘弁くださいと。表彰式に出席などはさせていただきますが、それ以上のことは無理です。お金を払わなくてよければという条件であればお受けいたしますと言って電話を切ったというのが経緯です」

   泉市長は日本子育て支援協会とは直接やりとりしていないと話した。

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