ねずみ講に手を出す息子を「応援してあげたい」 ちむどんどん母の言動に呆れる声「異常だよ」

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   2022年8月16日放送のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、俳優の竜星涼さんが演じるヒロインの兄・賢秀が「ねずみ講」にハマっていることが発覚。頭を抱える視聴者が続出している。

  • 母の優子を演じる仲間由紀恵さん(編集部撮影)
    母の優子を演じる仲間由紀恵さん(編集部撮影)
  • ねずみ講に手を出した賢秀。ちむどんどん公式ツイッターより
    ねずみ講に手を出した賢秀。ちむどんどん公式ツイッターより
  • 母の優子を演じる仲間由紀恵さん(編集部撮影)
  • ねずみ講に手を出した賢秀。ちむどんどん公式ツイッターより

新しいビジネスに挑戦するも...

   沖縄の本土復帰50年に合わせて放映されている今作。本島北部「やんばる地域」出身のヒロイン・暢子(黒島結菜さん)がふるさとの食に夢をかけ、東京銀座のイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」で料理人として成長する姿を描く。タイトルの「ちむどんどん」は、「心がワクワクすること」を意味する。

    ※以下、ネタバレを含みます。

   「猪野養豚場」で働いていた賢秀は、かつて投資話と「紅茶豆腐」ビジネスで2度だまされた相手・我那覇(田久保宗稔さん)と再会。再び一緒にビジネスをしようと誘われた仕事は、アメリカ製ビタミン剤「ジャイアントビタミン777(スリーセブン)」を売るセールスマンだった。

   賢秀は暢子に自身の肩書が「エージェント代行」だと自慢した上で、「エージェント代行は、ヒラの会員が売った売り上げ金の3割が懐に入る。さらに勧誘し、その孫会員の売り上げの2割も懐に。会員が増えれば、増えるほど大もうけ! システムフロムアメリカ!」と仕組みを説明する。

「マルチは危険という啓蒙ドラマですかね...」

   心配した暢子は、長女の良子(川口春奈さん)に「ねずみ講」である疑いを告げた上で、入会しないよう注意喚起する。すると良子は「何よりもまず、おかあちゃんに言っておく!」と、これまで賢秀に甘い対応を繰り返してきた母・優子(仲間由紀恵さん)の元へ。

   しかし、良子が実家に到着し目の当たりにしたのは「ジャイアントビタミン777」の段ボールの山。良子は顔をしかめて「アキサミヨー! おかあちゃん、これはマルチ商法と言って...」と指摘するが、当の優子は「賢秀が一生懸命やってるんだのに、応援してあげたいさー!」と健気に笑みを浮かべるのだった。

   これまで数々のビジネスチャンスに痛い目を見てきた賢秀と、その都度許容してきた優子。視聴者からは、

「いくら息子が大事でも、これは異常だよ いい加減本気で息子を叱ったほうがいい。犯罪に片脚突っ込んでるんだからさ」
「もうあの暢子ですらニーニーに引いてるやん。 笑顔でネズミ講の説明してるシーンは狂気というか...。 いちおうネズミ講はヤバいって知識くらいみんなあるけど、さすが優子ママ」
「ニーニーなんでこんなにアホなのか? 優子さんも『応援したいさー』って... お母ちゃんもアホだった」
「マルチは危険という啓蒙ドラマですかね...」

などと理解に苦しんだとする声が多くあがっている。

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