阪神の守備は「プロとしてお恥ずかしい」 失策連発で4位転落...OB苦言「あまりにもミスが多い」

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「特性からするとケラーの抑えが1番ピタっとはまる」

   この日は4-4の同点となった6回に浜地真澄(24)、7回にケラー(29)、8回に湯浅京己(23)を起用。中日打線に追加点を許さなかったが守護神・岩崎のまさかの暴投で接戦を落とした。

   田尾氏は浜地、ケラー、湯浅は三振が取れる投手だと指摘し、この3人の後に岩崎を抑えとして起用することに疑問を呈した。

「浜地、ケラー、湯浅。このあたりのピッチャーは三振の取れるピッチャー。こういうピッチャーが3人投げた後に岩崎が来る。このパターンは非常に厳しいと思う。やはり9回にある程度スピードのあるピッチャーを持ってくる。これが常識ではないかという気がする」

   そしてリリーフ陣の現状を考慮した上でケラーを抑えに起用することがベストであるとの持論を展開した。

「持っている戦力をどのように使うのがベストなのか。そういうことを常に考えながら向かっていくのが大事なこと。僕が考える抑えのピッチャー。これはケラーでいいと思う。今日やられたから岩崎を外すというものではなく特性からするとケラーの抑えが1番ピタっとはまると思う」

   この日の3つの失策で今季71失策となりリーグワーストを更新。首位ヤクルトとのゲーム差は「10」に広がった。16日からは敵地・神宮でヤクルトと3連戦。19日からは東京ドームで巨人との3連戦を控える。

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