コロナ禍で一時閉店も... 長野県の「村サブウェイ」が異例の復活果たしたワケ

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ツイッターで「出店要望」募る...店舗開発の参考に

   ルート153南箕輪店では「サブウェイファン」の熱意が再出店につながったが、日本サブウェイも、FCオーナーの新規出店・再出店を後押しするような施策を行っている。

「#がんばるんだサブウェイ をつけて応援しよう あなたの声がサブウェイの店舗を作る」

   サブウェイの公式ツイッターは22年5月14日、こんな投稿を行った。駅ビルやショッピングモールなど、サブウェイが新しく出店してほしい場所をツイッターユーザーから募ることで、FCオーナーに出店の参考にしてもらおうというものだ。

   この呼びかけに対し、ツイッターユーザーからは「丸の内に欲しいです」「新大阪に作ってほしいです!!」など、出店の要望が続々と寄せられた。中でも目立つのは、「博多駅に帰ってきてください」「仙台に戻ってきて」「山形市内にまた出店して欲しい!」といった、一度撤退したエリアへの再出店を求める声だ。

   こうした出店を望む声の一つ一つに、サブウェイの公式ツイッターは「また、ご近所に帰って来れるようにがんばります!」「店舗拡大を目指して頑張ります」などと、逐一返信を行っている。ユーザーの声に反応する理由について、広報担当者は「Twitter上で積極的にお客様や、サブウェイファンの方々とダイレクトでコミュニケーションを取ることで、さらにサブウェイに好意的なファンになってもらいたいと考えております」としている。

   現時点では出店・再出店に繋がった実績はないというものの、こうした声は店舗開発の参考にするという。「ここに届けられるのはダイレクトなお客様の生の声ですので、この情報を重んじた事業運営を行っております」

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