タレントで実業家の川崎希さんが、2022年8月7日放送の「週刊さんまとマツコ」(TBS系)で、アイドルグループ「AKB48」に加入した「真の目的」を明かした。
「無名で社長になるときっとうまくいかないから...」
極貧家庭で育ち、夕飯は色んな友人の家でごちそうになっていたとのエピソードを明かした川崎さん。中学時代についても、「あんまり記憶がないくらいご飯食べられてなかったのか、中学校の思い出が全然なくて。地獄のような中学時代だった」。番組MCのマツコ・デラックスさんは「人には栄養が重要だってわかる」と冗談めかして笑っていた。
そして、川崎さんは2005年、当時18歳で「AKB48」のオーディションに合格し、芸能界デビュー。アイドルを志した理由について、当時「ホリエモン」こと実業家の堀江貴文さんがブームだったことを挙げ、
「社長になりたいと思ったときに、無名で社長になるときっとうまくいかないから、タレントとかアイドルになってからのほうがうまくいくんじゃないかと思って」
と、知名度をつけるためにAKBに加入したことを告白。しかし、川崎さんが在籍していたのは、AKBがまだ駆け出しの05年から09年まで。そのため「3年ぐらいいたんですけど、(月収は)マックス7万です。一番いいときで」と厳しい給料事情を明かした。
まさかの金額に、進行役の「平成ノブシコブシ」吉村崇さんも「7万円!?」と目を丸くして反応。さんまさんとマツコさんも「いやぁ...すごいわ」などと、どこか呆然とした様子で驚きを示していた。
アパレルブランドの立ち上げに成功「読み通りちゃんといきました」
AKB卒業後、既存の男性ファンをターゲットに据えたメンズブランドを立ち上げて大成功した川崎さん。「写真集を出すと1回で100冊とか買ってくれる方がいて」「(そのファンたちが)これくらい買ってくれるかもって計算をして始めました」とし、「読み通りちゃんといきました」と戦略家な一面を露わに。
こうした川崎さんの遍歴に、マツコさんは「(川崎さんは)お金が好きなんじゃないよね、お金の大切さをすごくよくわかってるのよね」と語るのだった。