2022年8月12日放送のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、主人公・暢子(黒島結菜さん)が沖縄の伝統衣装「琉装(りゅうそう)」姿を披露。息を飲むような美しさに、視聴者からは絶賛する声があがっている。
「暢子の琉装がすごく似合ってた」
沖縄の本土復帰50年に合わせて放映されている今作。まだアメリカ統治下だった本島北部「やんばる地域」を舞台に、暢子がふるさとの食に夢をかけて料理人を目指す物語。暢子は沖縄の本土復帰の日に上京し、東京銀座のイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」で料理人として成長を続けている。タイトルの「ちむどんどん」は、「心がワクワクすること」を意味する。
※以下、ネタバレを含みます。
この日は、待ちに待った暢子と和彦(宮沢氷魚さん)の結婚披露宴。暢子は、母・優子(仲間由紀恵さん)の希望もあり、三郎(片岡鶴太郎さん)の妻・多江(長野里美さん)から琉装を借りることになっている。那覇市観光協会のウェブサイトによると、琉装とは琉球王国時代に中国の漢服や日本本土の和服の影響を受けながら発展した伝統衣装のことで、沖縄方言で「ウチナースガイ」と呼ばれている。
ウェディングドレス姿から、鮮やかな赤や黄色が織り交ぜられた琉装にお色直しして登場した暢子。うぐいす色の帯をしめ、「沖縄からじ」という髪を頭頂部でひとつにまとめた髪型という出で立ちだ。和彦も黒を基調とした琉装で、「ハチマキ」という帽子を被っている。新郎新婦揃った姿に、会場からは歓声がおさまらない。
暢子は優子の元へ行き「お母ちゃん」と声をかけると、優子は潤んだ目で「暢子、ありがとう。とってもきれいさぁ」と笑顔。その後、テーブルには暢子手製の沖縄料理が並び、皆がおいしそうに食べている様子を見た暢子は、突然立ち上がり「これだ! うちは決めました!」「うちは沖縄料理のお店を開きます!」と宣言し、ついに自分が進むべき道を見つけるのだった。
視聴者からは、黒島さんの琉装姿に対し、「暢子の琉装がすごく似合ってた。 黒島結奈ちゃんかわいいってあらためて思った」「黒島結菜ちゃんの琉装はとても似合ってた。 さすが沖縄の人。仲間由紀恵さんも似合うんだろうな」「黒島さん演じる暢子のウエディングドレス姿、琉装共にとても美しくて見とれてしまいました」「あの華やかすぎる琉装が映えるお顔立ち、すごいわやっぱ」「今日も色々ツッこみたいところはあったけど、なによりも、結菜ちゃんの琉装が綺麗だったから、大人しくしてよう。本当に美人で、大好きな俳優さん」などと絶賛する声があがっている。