YouTuberグループ・東海オンエアが2022年8月9日に公開した動画企画「寝たら"即帰宅"の旅!」にファンから批判が寄せられた騒動について、メンバーが心境を発信した。
同企画は東海オンエアの人気コンテンツで、他のYouTuberとコラボレーションした今回の動画には「東海オンエアだけでやってほしかった」などとする声が多く上がっていた。
「この企画は一生、東海メンバーだけでやってほしかった」
「寝たら"即帰宅"の旅!」は、東海オンエアが2泊3日の旅行中に寝てしまったら即帰宅、寝てしまったメンバーで旅行の代金を割り勘するというバラエティ企画だ。2018年からコロナ禍で中止となった2020年を除き、年に一度のペースで配信されている。
例年は東海オンエアのメンバーのみで決行されていた企画だが、9日に公開された第4回「寝たら"即帰宅"の旅!」には男性2人組YouTuberの「スカイピース」、女性YouTuberの「まあたそ」さんと「かす」さんら4人からなる「青春☆しゅわしゅわクラブ」が参加していた。
青春☆しゅわしゅわクラブを迎えての企画に対し、「正直1年に1度の大型企画だけは6人がよかったかなぁ」「この企画は一生、東海メンバーだけでやってほしかった」などファンから不満の声が噴出。同企画は恒例となっている大型イベントであり、東海オンエアのメンバー同士の掛け合いを楽しみに見ているというファンが多いことなどから、ゲストは不要だったのではないかとする指摘が相次ぎ、炎上状態となった。
「変化を『刺激』ととるか『改悪』ととるか」
視聴者からの反応を受け、東海オンエアのメンバーらがツイッター等で心中を明かしている。
リーダーのてつやさんは10日、「変わらないものを『マンネリ』ととるか『伝統』ととるか 変化を『刺激』ととるか『改悪』ととるか コンテンツが充実するにつれて全員を満足させることはどんどん難しくなってはいくし、僕も東海オンエアが好きだからこそ色んな意見に共感できますが、参加した僕ら自身は、凄く楽しかったです!!!!!」と率直な気持ちをツイートした。
りょうさんは「たくさんのご意見ありがとうございます。東海オンエアを大好きな人たち全員にとってのベストではなかったかもしれませんが、僕らは全力で楽しんでます!(一旦part2までは)」とツイート。新たな視聴者に向け「また、今回は初めて東海オンエアを観る人も多いと思いますが東海オンエアはめちゃくちゃ面白いです!! 是非楽しんでください~」としている。
しばゆーさんはファンに向け「寝ない旅の動画での皆様からの愛ゆえの御意見、勉強になります 感謝と謝罪を。。。これからの展開、面白いので観て頂けると嬉しいです!」と呼びかけた。思わぬ形で批判を受けることとなったコラボ相手についても「キャン玉シワシワClubはナイスガイですよ」とジョークを交えフォローしている。
虫眼鏡さんは、「Twitter見て『て、低評価40万!?』ってなって慌ててアナリティクス見に行ったけど2万やん! まぁ妥当に多いけど! あの低評価推定する拡張のやつガバってこと?」と投稿。現在YouTube動画の低評価数は視聴者側から確認することができないが、ネット上ではブラウザ拡張機能などから同動画の低評価が40万を超えているのでは、とする噂が流れていた。
ゆめまるさんは虫眼鏡さんのツイートを引用し、「サムネテオくんが横にいるから太ってるのが目立つな。テオくん太らせるか...」としている。
「とにかく盛り上げたいっていう気持ちで起こったこと」
としみつさんは、動画の炎上を受けて10日、インスタライブで事情を説明した。「僕は直接声で伝えたほうがいいかな、お話しさせていただいたほうが良いかなと」と切り出し、動画のチャット欄をくまなく確認したとして「心配をおかけしてすみません、という言い方が合っているのか。個人的には、こんなに反応があると思わなかったので、まずそこにびっくりしまして」と驚きをあらわにした。
「俺たちは楽しかった」としつつも「難しい問題だなと思ってて。どういう言い方が正しいのかな」というとしみつさんは、「盛り上げたいという気持ちだけだと思います。誰も昔から観ている人たちを傷つけたりとか、楽しみにしている気持ちを壊したいとか、そんなこと考えている人たちはいないので、(動画に)映っている人たちの中には」と説明した。
その上でゲストを迎えての同企画は、4回目となる企画をアップデートするための新たな試みだったとした。「(ファンが)6人のわちゃわちゃが見たいというのは昔から言ってくれてることだから、それをわかっていないはずがない」とした上で、「とにかく盛り上げたいっていう気持ちで起こったこと。こっち(東海オンエア)の気持ちとこっち(ファン)の気持ちがすれ違っちゃったのかな。俺らも常に変わろうとしないと衰退していっちゃう。マンネリ化という言葉が使われていましたけど」とした。
「あなたたちの気持ちめっちゃわかる。俺もわかるし、でも、俺も演者側の気持ちもあるし、うぅ、難しいぜ、と」と複雑な胸中を明かしている。