コロナ欠席の東大生、補講認められず留年...救済訴え 一部報道に学部抗議「手続き踏まなかったことが問題」

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意図的な減点について「主張は全く当たらないと考えております」

   東大の教養学部等総務課は8月8日、J-CASTニュースの取材に対し、担当教員が意図的に減点した可能性については、「主張は全く当たらないと考えております」と否定した。

   減点について、学生からの成績確認申請を受けて精査したところ、5月17日の評価について、誤って他の学生の評価が入れ違って入力され、本来の点数より高い評価が付いていたことが判明したため、他の学生の評価も正しい数字に修正されたと説明した。また、「この成績を入れ違って入力した採点者は取りまとめの教員とは違う教員です」ともしている。

   単位不認定を再検討して学生を救済したり、この問題を検証する第3者委員会を立ち上げたりするなどの考えがあるかについては、こう答えた。

「状況により大学本部と相談しながら対応していくものと考えていますので、現時点で弊学部としてその対応について確定しているものはありません」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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