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「海外の食文化ネタ」はTwitterで盛り上がりやすいネタの一つ。その中でも、海外でアレンジされた日本の料理や、日本の食文化との違いなど、拡散されやすいパターンがいくつかあるようです。
これまでTwitterで話題になった海外の食文化ネタから、興味深いものをいくつかピックアップしてご紹介します。
イギリスでカツが乗ってない「カツカレー」が急増中?
代表的な日本料理のいくつかが海外でも親しまれていることは周知のことですが、中には日本人から見たら意外な形で定着した例があります。
イギリス出身のスポーツコメンテーター・ライターのベン・メイブリーさんは2021年8月、「日本風のカレー(ルー)のことを、カツが入ってなくてもイギリスでは『カツカレー』と呼んでしまっているのです」と投稿。
イギリスでは「カツカレー」ブームが起きていて、日本食レストランやスーパーなどで提供されているものの中にはカツが入ってなくても「カツカレー」と銘打ったものがあるようです。
<イギリスで日本のカレーが『カツカレー』という名前で大ブーム!ただしローカライズ済「カツ載ってないじゃん?って」- Togetter>
ブームによって日本風のカレーを提供するお店が増えたことで、「カツカレー」という単語自体が日本風カレーを指すと勘違いした人が増えた結果でしょうか。
メイブリーさんは「私も(現地の人に)何度か指摘してみましたがもう表現が定着してしまったようです」とコメント。日本のカレーをよく知っている側からすると興味深い現象ですね。